【妊婦の悩み】花粉症&鼻炎のわたしが、妊娠中にレーザー治療をした結果

主婦の悩み・お金事情

妊娠をしてから、鼻水や鼻詰まりがひどくなっていませんか?

鼻が詰まって夜寝れないという人や、仕事や家事に集中できなくて困っている方も多いはず。

妊娠中は薬が飲めないので、どう対処したら良いのか悩みますよね。

そこで今回は、そんな妊婦さんのために、わたしの実際の体験を交えて鼻のレーザー治療について解説していきたいと思います。

妊娠前よりもひどくなった鼻づまり

妊娠すると体温が上がったり、血流が良くなったりすることから、鼻炎や花粉症が悪化する人が多いんだとか。

わたしもそんな中の一人でした。

もともと1年中鼻炎、春には花粉症だったため、鼻の通りは良くなかったんです。

ですが、夜眠れないほどではなく、鼻をかめば大丈夫な程度でした。

しかし、妊娠を機に鼻づまりが悪化。

1日中じゅるじゅるしている状態で、鼻がつまっているため夜眠れない…そんな日々が続きました。

ネットで調べると「妊娠して鼻炎が悪化した」という人が多いことを知りました。

夫に文句を言われるほどに…

ある日眠っているとき、鼻水がとまらなくなり何度も鼻をかむために起きてしまいました。

横で寝ている夫はその度に目を覚まし、朝起きると2人とも寝不足の状態…。

「ねぇ、そんなひどいなら病院行ったら?」と、ちょっと不機嫌そうに夫に言われました。

そこから数日は、鼻が詰まって寝れなくなる度にリビングに移動して鼻をかんでいました。

レーザー治療を決意した理由

どうにかしなければとネットで調べていると、「鼻のレーザー治療」なるものを発見。

以前から名前は知ってはいましたが、なかなかやろうとは思いませんでした。

だって、鼻の粘膜焼くって相当痛そうだし…。

ですが、今回はそんなこと言ってられない!

ということで、ネットで調べまくった結果、ついにレーザー治療を受けることを決意!

その決意した理由は下記の通りです。

薬を飲まなくて良い!コスパも良い!

妊娠中はもちろん薬が飲めません。

赤ちゃんに影響が出ちゃいますからね。

レーザー治療をすれば、薬を飲まなくても良い程に鼻づまりが改善されます。

また、妊婦さんじゃないにしても、花粉症の薬代を考えるとレーザー治療をしてしまった方がコスパが良いんじゃないかと思います。

毎年花粉症の時期に薬を買うのですが、薬局などで買うと意外と高くて1シーズン1万円以上使っていました。

レーザー治療なら保険適用で約9,000円程でできてしまうので、薬代と比べてもコスパが良いと思いませんか?

このままじゃ花粉の季節はどうなってしまうのか…

妊娠がわかったのが12月。

鼻炎がひどくなりだしたのが1月頃。

刻一刻と花粉の季節が近づいていたのです。

このまま薬を飲めないで花粉の季節を迎えたら、私はどうなってしまうのだろう…。

不安で不安でたまりませんでした。

しかも、花粉の季節が始まる前には治療を済ませておかなければ効果がないとも言われています。

そんなこと言われたら、やるなら今でしょ!と思うしかありませんでした。

眠れない日々から解放されたい

本当に眠れなかったんです。

この日々が続いたら、赤ちゃんにも悪影響なんじゃないかと不安でした。

それに昼間は在宅ですが、仕事をしているため、お昼寝できても休憩中だけ。

仕事にも集中できないし、このままじゃ何もかもダメになってしまうと思ったんです。

1~3年効果があるため、授乳中も薬飲まなくて良い!

なんとレーザー治療をすれば、1~3年は効果が継続するらしいのです。

これは人によるらしいのですが、長い人は3年も持つんですよ。

私が治療したのは2月なので、きっと来年の花粉の季節も効果が継続しているはずです。

来年の春は授乳中なので、まだ薬は飲めないし、これは今やっておいて損はないのでは?と思い、決意しました。

レーザー治療院の探し方

やると決めたら、次は鼻レーザー治療をしてくれる病院を探しました。

レーザー治療は、耳鼻咽喉科で行います。

そして、なんと1月末でレーザー治療を終了している病院がかなり多く、わたしが探したのは2月に入ってからだったので、少し苦労しました。

HPに妊婦さんでも大丈夫と書いてある

まずはここです!

病院のHPに「妊婦、授乳中でも治療できます」と書いてある病院を探しました。

多分書いてなくてもできるんだと思いますが、きちんとHPに記載されている方が安心ですよね。

一応麻酔も使うわけですし、治療後に点鼻薬も渡されます。

それに、そう記載されているということは、妊婦や授乳中の方を治療した経験があるということだと思います。

もし記載がない場合は、電話で確認すると良いかもしれませんね。

レーザー治療実績が豊富

いくら家の近くにレーザー治療をしてくれる病院があったとしても、治療実績が豊富かどうかを確認してから選びましょう。

わたしはホームページを見て、大々的にレーザー治療を取り上げている病院や、説明が丁寧に書かれているところを重点的に探しました。

また、「過去に5000人治療」など、実績が書いてあるのでそこも参考にしました。

それだけではなく、口コミをしっかりとチェックした方が良いと思います。

わたしの場合、良さそうなところの口コミをくまなくチェックして、ちょっと遠いけど安心できる病院を選びましたよ。

最低2回は通院するため、通える範囲内

最低2回は通院するので、無理なく通える範囲の病院を選びましょう。

妊娠中は体調が悪くなりやすいですからね。

そこまで行くだけで疲れてしまったり、無理をして体調を崩してしまったら大変です。

病院によっては3~4回通わなければいけないようなので、ちょっと遠い場所に良い病院があったからと言って無理しないようにしましょう。

ちなみに私は電車で50分くらいかかる病院を選びましたが、電車で気分が悪くなってしまい、もう少し近場にすればよかったと少し後悔しました。

鼻レーザー治療の料金は?

現在(2021年)、鼻のレーザー治療には保険が適用されます。

そのため、料金は3割負担の方で約9,000円、1割負担の方で約3,000円です。

わたしは3割負担の9,000円で受けることができました。

それプラス、初診料と点鼻薬代がかかったので、

レーザー治療代9,000円+初診料960円+点鼻薬代980円=10,940円。

そして2週間後に鼻内のチェックをするため再診があり、この時は治療費550円+点鼻薬代980円=1,530円でした。

ということで、鼻レーザー治療費のトータルは、12,470円かかったことになります。

病院によって初診料が異なるので、だいたいこの前後だと思っていただければと思います。

実際に鼻レーザー治療を体験してみた結果・・・

病院を選んだらいざ治療へ!

電話予約をして、当日病院へ向かいます。

電話で妊娠中だということは必ず伝えておきましょう!

不安と希望が入り混じってドキドキバクバクですが、ここまできたらもう後戻りはできません。

麻酔が激痛で涙

まずは麻酔からです。

この麻酔が痛いです。

鼻のかなり奥に、麻酔がついた長細い綿棒をグググっと押し込まれます。

しかも一つの鼻に4本ぐらい。

お医者さん曰く、この綿棒で詰まった鼻の奥を綺麗にして見えやすくするんだとか。

涙が止まらないわたしに向かって、「これが痛さのピークですからね~。あとはそんなに痛くないですよ~。」と励ましてくれました。

正直この瞬間、かなり激痛ですが、一瞬で終わるので安心してください。

そして、そのあと麻酔が染み込んだガーゼを何枚も何枚も鼻の中に詰め込みます。

そのまま待合室で15分待機して、麻酔が効くのを待ちました。

垂れてくる鼻水が唇についたせいか、上唇に麻酔が効いているのがわかりました。

レーザーは痛くない

そして、15分後本番です。

鼻に詰めたガーゼをすべて抜き取り、レーザー治療開始!

レーザーなので、一応透明なゴーグルのようなものをかけてもらいました。

そして、鼻の中に細くて長ーい器具が入ってきて、鼻の粘膜をジューっと焼いていきます。

焦げ臭いにおいはしますが、痛みはありません。

麻酔がよく効いてくれたみたいです。

この時、「焦げ臭いから口から息を吸って、鼻から息を吐いてね。」と言われ、その通りにやってみました。

そしたら、思いっきり息を吸い込んだせいか一瞬だけツーンとした痛みが…!!

慌てて浅い呼吸に切り替えたので、その後は無事に痛みなく終えることができました。

両鼻で約10分くらいだったと思いますが、思った以上にすぐに終わりました。

とても良い先生で、治療中ずっと優しく話しかけてくれていたので気が紛れてよかったのかもしれません。

そして治療が終わると、お会計をしてすぐに帰ることができました。

わたしは調剤薬局で2週間分の点鼻薬をもらいました。

薬剤師さんによると、妊娠中でも使える点鼻薬なので安心してくださいとのことでした。

果たして術後の効果は・・・?!

気になる効果ですが、結論から言うとかなり効果ありです!

ですが、それまでの過程がなかなか大変だったので、術後の経過を追って解説します。

1日目はまじで寝れない

帰宅途中、電車で鼻水が垂れてくる垂れてくる。

でも鼻はスース―。

こんなに鼻って通るの?と思うくらい、スースーでした。

家に帰るとスースーしすぎて逆に痛みを感じました。

この時点で水っぽい鼻水が出ますが、鼻づまりはありません。

がしかし、就寝時、鼻が詰まりだしたのです。

寝ていると鼻水がとまらなくて鼻が詰まりっぱなしで、口呼吸をするしかありません。

優しく鼻をかむと鼻血混じりの鼻水が出てきました。

乾燥しないようにマスクをしたまま寝ましたが、ほとんど寝れなかったんです。

夫に申し訳ないので、そこから1週間ほど別々の部屋で寝ました。

当日の禁止事項とは?

ちなみに当日は運動や飲酒は控えなければいけません。

お風呂もシャワーのみ。

1週間は強く鼻をかんだりするのもNGです。

わたしは優しく鼻をかんでいました。

そして激しい運動や水泳も控えてとのことでした。

5日目でやっと落ち着いてくる

眠れない1日目が終わると、2日目からはだんだんとましになっていきます。

3、4日と鼻水の量が減っていき、5日目になるとやっと落ち着きました。

まだ鼻が詰まることもありましたが、鼻呼吸できるようになりました。

そして、水っぽい鼻水は黄色っぽいドロッとしたものに変わっていきます。

これは、かさぶたができる時の膿のようなものらしいので、出るのは仕方ないのようです。

10日目頃から後鼻漏に…。

日に日に鼻は快調になっていきました。

ですが、この頃から鼻水がのどに垂れてくる後鼻漏(こうびろう)に悩まされるように。

喉に痰が絡まるような不快感があります。

ちょうど病院にチェックを受けにいく時期だったので、相談してみることにしました。

すると、看護師さん曰く、「鼻水が喉に流れてくるのは健康な人でも一緒。まだ傷が治りかけの状態でドロッとした鼻水が出るので、それが喉に流れて気になっちゃうんですね。でも、もう少ししたらそれも良くなりますよ。」とのことでした。

そのため、レーザー治療のあと、もし後鼻漏になってしまっても心配いりません。

2週間後には快適に!

レーザー治療から約2週間後には、後鼻漏も治まってきてかなり快適な状態になります。

1日に何度か鼻をかむことはありますが、レーザー治療前と比べると明らかに減りました。

それに鼻が通っているので、よく眠れます。

最初はどうなることかと思いましたが、2週間たてばかなり効果を実感できますよ。

1ヶ月以上経った今(3月)、花粉症から解放を実感

3月になり、花粉の季節が始まりました。

夫は重度の花粉症で、薬を飲んでもくしゃみ連発、鼻水がとまらない状態です。

そんな中、わたしはというと、もう快適!

花粉症から解放されました。

完全に治ったわけではないので、くしゃみや鼻水も出ますが、去年と比べたらなんて快適なんでしょうか。

薬を飲まずにこの感じは本当にすごいです。

レーザー治療が花粉症に効くということを身をもって実感しました。

結論、やってよかった!!周りの人に勧めまくってます

結論、レーザー治療をやって本当に良かったです。

花粉症に悩んでいる妊婦さんはもちろん、普通に花粉症にお悩みの方にも是非おすすめです。

わたしの周りにもけっこう花粉症の人が多いのですが、みんなに勧めています。

夫も来年は絶対にやるそうです。

痛みもありますが、一瞬です。

治療後の快適さにはかないません。

せっかく春になって暖かくなり、お出かけ日和の日に花粉で体調不良なんて勿体ないですよね。

もし花粉症や鼻炎に悩んでいる方がいるなら、是非検討してみてください。

でも、注意点がありますよ!

こんなに勧めておいてなんですが、注意点があります。

失敗した~とならないように確認してみてください。

つわりがひどい方や体調が悪い方は落ち着いてから

妊婦さんにお勧めしていますが、つわりがひどい方や体調が優れない方はやめておきましょう。

体調が悪いのに鼻に麻酔を突っ込まれて、じっとしているのはかなりつらいと思います。

つわりや体調が落ち着いてからでも遅くはないので、少し様子をみてからにしてくださいね。

あまりにも花粉症が酷い人は効果なし

お医者さんに言われたのですが、薬も効かないような重度な花粉症の人は、レーザー治療治療をしても効果がない可能性あるそうです。

やっても意味なかった…とならないためにも、自分の花粉症の症状を把握してお医者さんに相談してから治療するようにしてください。

わたしの兄も同時期にレーザー治療をしたのですが、兄はわたし程効果がなかったようです。

あまり変わらないと言っていました。

効果がある人とない人がいるようなので、その辺も注意が必要です。

病院によってやり方が異なるので注意

わたしは一度に両鼻のレーザー治療をしてもらえる病院を選びましたが、片鼻ずつのところもあるようです。

右の鼻を治療した1週間後に左の鼻という感じです。

わたしの兄が行った病院はそのようなやり方でした。

そのため、レーザー治療に2回、術後の経過を診察しに1回で、計3回通ったそうです。

また、料金も初診料などによって変わってくるので、詳しくは最初に電話で確認した方がいいかもしれませんね。

花粉症が始まる前にやっておこう

花粉症が始まる前に治療を行わないと意味がなくなってしまう可能性があります。

一般的には11月~1月の間に治療を済ませる人が多いようですね。

私の場合2月の初旬だったため、滑り込みセーフでした。

また、けっこう早いうちから予約が埋まってしまう病院もあるみたいなので、受けようと思うなら早めに予約を取っておいた方がいいかもしれません。

正直痛いけど、出産よりは痛くない!悩んでる妊婦さんはやってみて

今回は、花粉症と鼻炎持ちの妊婦がレーザー治療をした結果をご紹介しました。

最初は痛そうだし、周りにやっている人もいなかったので、治療するか悩みました。

ですが、わたしはやって正解大満足です!

もっとレーザー治療が普及すれば良いのにとさえ思いました。

といっても、正直麻酔が痛いですが、出産よりは絶対に痛くないはずです。笑

花粉症や鼻炎に悩んでいる妊婦さんや授乳中のママは、選択肢に入れてみてくださいね。

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